＼フリーランス獣医師の奥さんブログ／
【旦那さんはフリーランス獣医さん】
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@veterinarian.wife
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毎日同じ時が流れ、同じ朝が来る。
私は心の中で、そう思っていました。
当たり前の日常
今日という日も、明日も。
来月も来年も。
同じ日が訪れると思っていました。
もちろん、命は永遠では無い事は知っています。
でも、、、目の前にある命が、いつも当たり前のように隣に居る命が突然旅立つとは思ってもいませんでした。
だからあなたは、今日も明日も、来月も来年も、、、
ずっと私の側にいてくれる、私は思っていました。
最後の夜
久しぶりにあなたと一緒に夜更かし。
あなたをなでなでしたり、写真を撮ったり。
いつもの夜更かし。
温かいあなたを抱っこして、抱きしめて。
ふわふわな体に顔をうずめて、好きだよと伝えて。
まさかこれが最後の夜になるなんて、、
もしこれが最後の夜になるのを知っていたら、、、、
あなたの命が、次の日で終わる事がわかっていたら。
私はあなたの命の灯が消えるまで、ずっとずっと側にいたのに。
そして抱きしめていたのに、、、
悲しげな目をしていたあなた
翌日あなたは突然、私の目の前から旅立ってしまった。
あまりにも突然すぎて、、、
何が起こったのかわからなくて。
時が経ちようやく落ち着いた時、私は改めて写真を見返していました。
あなたとの想い出を、記憶の中で紡ぎたくて。
あなたの写真一枚一枚を見ながら、あなたを想い出しそして涙を流し。
悲しみで色を失ってしまった想い出に、少しずつ色を取り戻せるように。
あなたの写真を見ながら、色々な事を想い出す事が出来ました。
その時、、、あなたと過ごした最後の夜の写真を見つけてハッしました。
いつも撮影しているような、何気ない写真。
でも、、どこか寂し気で、うつむき加減のあなたの目。
いつもこんな目をしないのに、、なぜ？
あなたは命の終わりがわかっていたのかも
もしかしたらあなたは、命の終わりがわかっていたの？
私と過ごす最後の夜だと、わかっていたの、、、？
だからこんなに寂しい目をして、私を見ていたの、、？
あなたの写真をいつものように撮影して、可愛いと撫でていた私。
写真を見るまで、あなたの寂しげな目に気付く事ができなかった、、、
あなたは私との最期の夜、、、そう思いながらこの時、過ごしていたのかもしれない。
動物は自分の命の終わりがわかる、という話しを聞いたことがあります。
全ての動物がそうだとは限らないけれど、もしかしたらあなたは、、、
自分の命が明日までという事が、わかっていたのかも。
今日が最後の日になるかもしれない
私は寝る前に、チワワ犬と黒猫達をナデナデして大好きだよと言って寝ます。
もしかして今夜が、最後の夜になるかもしれないから、、、
お空に旅立った子のように、後悔したくないから。
命の終わりは、誰にも見えません。
人ですら、命の終わりは誰にもわかりません。
私自身の命の時間だって、わかりません。
これから何十年も生きるかもしれないし、、もしかしたらすぐに命が終わりを迎えるかもしれない。
だからこの子達に、寝る前に大好きだよと伝えて寝るようにしています。
何をしても、どのような行動をとっても後悔は必ず残るもの。
でも、、、
何もしない後悔より、何かして後悔をする方がいい。
今夜もこの子達に伝えます。
そしてお空にいる子にも伝えます。
「大好きだよ」
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・チワワ犬1匹
・黒猫2匹
・お空にいる子 猫1匹
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犬猫達と楽しい毎日を過ごしています。
元気と癒しを、いつもありがとう。
お空にいる子へは、『大好き』という想いを言葉にして届けています。
想いがお空まで、届きますように。
